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2018-03-08

妻のバイク Giant - XTC advanced 27.5 2


妻のハイスペックなフルカーボンバイクについてです。
「軽さは大正義。」

GIANT / XTC Advanced 27.5 2 (2014)
(身長165cm、XSサイズ)


MTBを始める妻用のバイクを探していたら、ちょうど知人が手放すという話を聞き、コンポレス(フォーク・サドル・ハンドル付き)で譲っていただきました。
ちなみに、前オーナーはSDA100kmを6.5時間を切っています。これで機材云々の言い訳ができない…。

女性用のバイクって、なかなかサイズに難義しますよね。
ジャイアントのようなマスプロメーカーは、そこら辺の展開がうまくできていて良いです。特に小さいサイズでも、足つき性の良さが初心者の安心感につながっていると思います。
ただし、ジャイアントはOverdrive2というヘッド廻りの特殊規格を使っているので、一概に良いとは言えないのですが…。そこは、「このスペックにこの金額で乗れるのか!」という点で相殺しています。

http://andy-no-printing.tumblr.com/post/133994293417

まずは乗れる状態にするべく、手持ちのパーツや知人のお古で組み上げました。
ブレーキ:Avid BB7
ドライブ:SRAM X9 1×9 (32/11-34)
クランク:Shimano HONE (@kazoo に頂きました)
ホイール:Bontrager duster 27.5
タイヤ :Schwalbe HansDampf チューブド

まぁなんということでしょう。見る人が見たら発狂しそうな組合せ。
軽量なフレームに厳つい重量級パーツと、メーカーがごちゃ混ぜな状態ですが、組んでみたらキッチリと見た目が収まったので良しとしました。

そして、自分と妻の口から出てきたのは
「軽い。」のひとこと。

本当に軽い。完成車カタログ値で9.9kg
自分の重戦車XCは13kg近くあったはずです。これは、圧倒的なアドバンテージ。
実際に担ぎの場面でも、ひょいひょい持ち上げていました。



「見た目は良し!」なんて乗り手を無視して放言したんですが、やっぱり何度か走っていると改善点が見えてきました。なので、いくつかアップグレードすることに。

ブレーキ:SRAM Level T
ドライブ:SRAM GX short 1×10(30T/11-36T)
     チェーンリング Works Components Narrow-Wide
タイヤ :Schwalbe Nobby Nic(チューブレス)


一番喜ばれたのはこれ。ブレーキの油圧化。
「しっかり効いて止まれる」というのは、何よりも安心につながるのだと思う。メーカーやグレード関係なしに、機械式から油圧式に変えることのインパクトは大きかったみたい。
結果的に疲労感の低減、下りやコーナーでのスピードが変わったのが分かる。

安いからと言ってBB7にせず、最初から中グレードの油圧式を選択しておけば、ストレスなく乗れただろうし、上達ももっと早かったと思う。
これから最初の1台を選ぶときは、油圧式を選ぶよう肝に銘じておこう。


次にドライブトレイン。
フロントシングルはそのままに、10S化して、より軽めのギア比になりました。フロントにはプロトタイプ感溢れるプロダクトがツボな、イギリスのWorks Components製ナローワード30T。

若干登りやすくなった…、という程度の実感。これ以上は、プレデターのブーメランみたいなカセットにするしかないので、とりあえず鍛えて下さいと申し上げておきました。
メガレンジコグがあれば、トルクやトラクションに気を遣わず、もっと楽に漕げるんだろうな。

この前記事にしたチューブレス化したタイヤですが、
「ぷよぷよして変な感じ」とのこと。
1.6くらいの低圧にしてみたんですが、タイヤのヨレ感が不安みたいです。同じ具合で自分も走ったら、走りやすかったので、コレは慣れの問題かも。

女性の初心者用のバイクを探して組み上げて、SDA用にするまでを振り返ってみました。
この過程で分かったのは、
女性初心者用には、軽くて油圧式ブレーキを採用したバイクが良いということ。
書くとすごく当たり前のことなんですが、ブレないようにしたい大切なポイントだと思いました。

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